メカトルさん主催の「秋の診断トリプル大会2022」に参加していました。
ざっくり言うとランダムで決まったパーティで対戦を行います。メガ枠、威嚇枠などある程度傾向を決めたうえで選出され、また二つの候補から好きなほうを選べるのでわりとまともなパーティになることが期待できます。
そんなわけで提示されたパーティがこの二つ。
メガカイロス、ナットレイ、ライチュウ、トゲチック、ウインディ、ダイケンキ
or
メガハッサム、ローブシン、デリバード、エーフィ、ボーマンダ、サンダース
まあびっくりするほどパッとしない面々が集まったわけですが、無いトリプル知識を振り絞って考えた戦法が
カイロス:猫や壁で時間を稼いでカイロスやナットが積んで頑張る
ハッサム:猫や壁で時間を稼いでハッサムやマンダが積んで頑張る
どっちも同じじゃないですか!?ということでまだ数値の高いポケモンが使えるハッサム軸にすることに。これ今見ても真っ当に殴り合って勝てるように見えないから積むしかないと思うんだけどどうなんですか?
で、目下問題となったのがデリバード。猫だましが使えるだけの貧弱ポケモンをどうしようかと考えた。
特性はりきりでのそれなりの攻撃力が特徴のポケモンだが、いくらなんでも命中80の猫だましは論外、かといって特殊運用にしても残暑をしのぐクーラーにしかならないのは目に見えてるので何とか役割を与えようという事でボーマンダの弱点保険起動役にすることに。
これで1t猫竜舞、2t礫地震で盤面を破壊して自信過剰を発動させたボーマンダが残りも破壊する、という素人目にみても無理そうな楽しそうなプランで行くことに決定。ということで作ったパーティがこちら。
以下個体解説
・ハッサム
意地HAベースでガブの地震とゲンガーのシャドボ2耐えとかだったと思う ようはシングルの流用
メガ枠。壁があるからいつものように羽根剣舞できるやろと思った。引き先がいない可能性が高かったのでとんぼを切って叩き採用。
レベル1なので振ってないよ
猫枠。レベル50の礫がわりと痛かったのでレベル1で採用された。レベル50でもどうせ弱いだろうという気がしていたしね...
意地HAで良い感じの調整されたシングル個体
ワイガ枠。なのだがワイガの仮想敵であろうニンフィアやランドロスが診断の都合上ほぼ居ないだろうという事でワイガを切ってビルドアップを入れた。壁もあるから積めるやろの魂胆。
意地HS
威嚇枠。だが楽しそうという理由で威嚇を没収された。
威嚇と追い風ができて数値も高い診断の当たり枠だと思われるが、他のメンツが追い風を生かせそうになかったのも自信過剰の理由の一つ。
すてみタックルはフェアリーに通せる単体技が欲しかったため。決してスカイスキンじゃないのを忘れた訳ではない。
・エーフィ
臆病CS
S操作枠(トリル)。ローブシンが居たので使えるかもしれないとトリルを持っている。あとは手助けで自らを犠牲にボーマンダの補助ができる。
・サンダース
臆病HS
自由枠。特性早足により竜舞ボーマンダの上から補助ができるぞ!
・で、どうだったん?
1勝4敗。クソザコも良い所である。
診断の都合上俺以外の全てのパーティに威嚇が居るのでボーマンダの火力が落ちる。そのために追い風ではなく竜の舞を採用したわけだが、必ず相手にも猫だましが居てこちらの猫だましが素早さ6しかないため相手の猫を止められない。つまり初手のボーマンダはまず動けず2t目に攻撃1段階だけ上がったしょっぱい地震をぶっ放す羽目になった、これで倒れるのはサンダースくらいのもんである。
つまり初手に猫+威嚇というごく普通の選出をされるだけで初手3匹が機能不全を起こし、ハッサムとブシンだけで6匹倒せるわけもなく惨敗する訳である。
唯一勝利した試合では、猫がデリバードに飛んできて相手のここかぜで保険が起動したボーマンダが相手のトリルに便乗して大活躍することはなく、ローブシンが片っ端から叩き落して勝った。この試合だけでブシンがマンダのキル数を上回っている。
...といったふうに、考えていたギミックが一つも決まらなかった悲しい結果に終わった。原因としては、相手の妨害に対する耐性が一切なかったことが第一だと思われる。守る一つないからねこのパーティ。
思いついた改善案としては
・マンダは守る
・竜舞をあきらめてハッサムが追い風でもする
・あるいは初手のハッサムのとんぼがえりでマンダを出して威嚇を避ける
・素直にマンダを威嚇にする
など。なんかいい感じのあったら教えてください。
一応マンダの保健起動自体はできていたりサンダースの爆速補助は使いやすかったりとダメなだけでは無かったのでこの先のトリプル生活に活かしていきたいと思いました。
・最後に
主催のメカトルさんはじめ皆様本当にありがとうございました。初めてのトリプルで初めての大会でしたが、とても楽しかったです。お疲れ様でした。