10/9、キュアゴリラさん主催のトリプル大会「12タイプ杯」に参加しました。
被りの無い複合タイプを6種計12タイプを用いる制限ルール。準伝と砂起こしバンギラスは出禁。
2勝2敗で最終6位。記事にするような結果じゃないけど、楽しかったから書いちゃうもんね。
~構築の経緯~
12タイプ杯かあ...まさかいつも使ってるパーティが出られるわけもないしスルーしようか...
はがね/エスパー
あく/ドラゴン
みず/フェアリー
出られるな...
いやしかしこいつらは別にトリプル向いても無いし他の三匹でトリプル要素を賄うなんて
「威嚇はムクホークが居ますね^^」
「ムックル出せますよ^^」
ファロワーさん達から次々アイデアが飛んできてあれよあれよという間に完成した構築がこちら
サザンドラ@いのちのたま(ふゆう)
マリルリ@オボンのみ(ちからもち)
じゃれつく/アクアジェット/はらだいこ/まもる
どくづき/けたぐり/フェイント/ねこだまし
シャンデラ@こだわりメガネ(もらいび)
ぽけっとふぁんくしょん!]
ゲチ×ダイよりはるかに強そうだ。以下個体解説
臆病CS H10n-1
ゲチ×ダイと同じ個体。無理に範囲技使う事も無いなと熱風が竜波になった。
球効果で高火力な波動技をぼんぼこ飛ばせる優秀なアタッカー。自力で追い風ができてえらいのだが、弱点技が四方八方から飛んでくるため初手に出すと出落ちしがちな困ったさん。コイツにS操作を任せないほうがいい気がしてきた。
陽気AS
数値最強の暗示マン。積み技が使えるとかいうメタグロス界の異端児である。が、一度も暗示に成功しなかったので自分を異端児だと思い込んでいる一般メタグロスになってしまった。コメットパンチは趣味、実践を考えるならアイへでいい。
ギミックは失敗したが一般メタグロスであっても数値最強であることに変わりはなく、なんか普通に活躍していた変なポケモン。トリプルでは追い風前提なのかS実数値140~170くらいのポケモンが結構いるので陽気ASもありな気がしたのは収穫。
・マリルリ
意地HbA 腹を叩いてオボンが美味しい4n調整
普通のマリルリ。メタグロスの起点も担う重要な存在、上記の通り失敗したけど。
太鼓自体はわりと通せたし、太鼓抜きでもぼちぼち戦えるため普通に強かった。不利な相手に遭遇しなかったのが大きいと思われる。やはり攻撃面でも防御面でもサザングロスマリルリの相性補完は素晴らしい。
陽気AS
さあ使ってくださいと言わんばかりに頂いた夢理想個体から生まれた通常個体。頂いた方もちゃんと育てた。
私はいのちがけという技を、本来の役割を放棄してどれだけ良くても1:1交換しかできないゴミ技ですなwwwくらいにしか思っていないので迫真のAS振り。威嚇を振りまきながらの高速高火力のブレバが単純に強かったが、まあランドとアローを足して3で割ったような雰囲気だったのでいのちがけが差別化点になっちゃうんだなあという感想。
追い風させるべきだったかなあと思いつつ、活躍はしていたのでなんともわからん枠。
陽気AS
ゲチ×ダイまんまの猫枠。フェイントを使いこなせない事に定評がある。
強い要素がいっぱいあるけど数値が無いという前回まんまの感想。いまいち暇を持て余すことが多かったのだがギミック補助なのに隣のギミックが動く気配が無かったのが原因なので、全面的に俺が悪いと思われる。
臆病CS
ガルドクチートに対するほのおタイプが欲しいなー!という事で選ばれた炎枠。ふいうちでやられるけどいいんだろうか?
刺さるときは無双するし刺さらないときは瞬殺されるピーキーなポケモンで、多分ここにいるべきではなかった。いやあ強かったんだけどね。まだ一度も熱風を外していないえらい子である。
~大会の様子~
vsあかねびさん 勝利
ブルンゲル/クロバット/ズルズキン/ユキノオー/ダイノーズ/バクーダ
THE・トリパ。尋常じゃない程にシャンデラが一貫していたので眼鏡熱風を振り回して勝った。対角に撃てる波動技の利便性を実感。熱風が呪われたりメタグロスが凍ったりしたが、時すでに遅しという感。流石に相性が良かった。
vsDoveさん 敗北
クロバット/サーナイト/ズルズキン/ヒートロトム/ガブリアス/ギルガルド
サナスタン。初手のサナがファスガと猫で守られてハイボをぶっ放しこちらが壊滅した。ほぼ3vs6で戦う羽目になり覆せるわけもなく負け。後から見ればどう見てもこうなるのが目に見えてるのでグロスなりシャンデラなりを初手に出すべきであった。
vsハヤトさん 敗北
エルフーン/ズルズキン/ギルガルド/ウォッシュロトム/ドサイドン/ボーマンダ
追い風してしばき倒そうという意思を感じる。こっちも追い風したろと出したサザンドラがエルフーンのムンフォにワンパンされて制圧されて負け。エフルーンが袋叩き以外の攻撃技を持ってるイメージが無かったので完全に失念していたが、叩きパじゃないんだからそりゃムンフォくらい持ってるだろという話。
vsかふぇらてさん 勝利
ゲッコウガ/ギルガルド/ユキノオー/ムクホーク/ゴウカザル/ガブリアス
強そうどころが揃うパーティ。横取りを狙うゲッコウガをブレバでぶち抜き対角に居るユキノオーを尻目に腹を叩いて押し切って勝った。相手のファスガを忘れなかったのが勝因。ビワハヤヒデと名付けられたメガユキノオーがそれっぽかったりムクホークが同郷を匂わせる名前だったりで面白かった。
~反省会~
全員強かったなーと思う割に勝率が振るわない。どうしてかなーと考えるまでもなくギミックが決まっていないのだ。一応トリプル要素として
・威嚇
・猫(フェイント)
・範囲技
を全部入れてかつある程度まともな相性補完ができていたのでそれなりに戦えてしまったがコンセプトは崩壊していると言っていいだろう。というかギミックパのくせに全員アタッカーなのはどういう了見なのか。アホちゃうか。
で、なんかパーティが4匹丸被りしていたらしいリッチまつりさん(今大会優勝者さんである。おめでとうございます)のパーティを見に行ったところ怒りの粉ウルガモスなる(シングル目線で)珍妙なポケモンが採用されていた。以下勝手にリンク。不都合でしたら申し訳ありません、剥がします。
これを見る限り補助3枚で無理にでも腹を叩いて暗示をキメる事に特化していたようだ。仮に俺が事前にウルガモスがいいよと言われても確実にこうはならないのでトリプル脳の差が如実に出ていると言っていいだろう。マリルリのじゃれを切ってはたきを採用してガルドへの打点を確保しているのも大きな差、鋼に打点を持たせたことで炎枠を補助に回せている。やっぱ4/4/4が進化してる人は違うな。
マリルリの太鼓自体はまあまあ使えていたあたり、メタグロスの暗示をあきらめるか暗示まで繋ぐことに特化させるかのどちらかにすべきだったと思われる。さしあたってウルガモスなりモロバレルなり育ててみようと思います。