令和四年の夏になってトリプルバトルを始めた俺は、サザングロスについて考えていた。6世代現役だったころにシングルで愛用し続けたパーティである。至極真面目に考えていたのだが、ある時気が付いてしまった
「じゃあメタグロスはダイゴだよな...」
メタグロスには特になにかゆかりのあるNNは付いていない。
「ゲチ×ダイ...来たか...?」
しかし、コンセプトがあっても弱いまま使うのは趣味ではない。こんなコンセプトでまともなパーティが組めるわけが...
「猫とS操作と範囲アタッカー、居るな...」
なんかまともなパーティが作れそうに思えてしまった。そうしてできたのがこちら
サザンドラ@いのちのたま(ふゆう)
あくのはどう/ねっぷう/おいかぜ/まもる
バッフロン@シルクのスカーフ(すてみ)
どくづき/けたぐり/フェイント/ねこだまし
ボスゴドラ@くろいてっきゅう(がんじょう)
ヘビーボンバー/いわなだれ/なげつける/まもる
ネンドール@ナモのみ(ふゆう)
だいちのちから/しんぴのまもり/トリックルーム/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!
これでゲチ×ダイというコンセプトが通じたかは疑問。
また、ちゅーいさん主催「おはようトリプル サンキューオンライン」に参加させていただきました。非常に楽しかったです。改めてありがとうございました。
以下個体解説
臆病CS H10n-1
ゲーチス枠筆頭。自慢の臆病サザンドラ。シングルでメガ前ガルーラやメガ前マンダの上を取り眼鏡流星気合い玉を叩きこんでいた個体で、要は流用。トリプル的には臆病の意味はなさそうだ。
ニンフィアはまだしもあちこちから格闘技や竜の波動が飛んできて非常に使いにくかった。こいつトリプル向いて無くない?
勇敢HA 交換会で最遅を貰ったゆえにこの構築が組めた
ゲーチス枠真の筆頭。トリルエース単体担当。
鉢巻を持たせる勇気が無く球はサザンに持っていかれたのでシルクのスカーフなんか持つ羽目になった。どうにもアフロできる場面を作れずあんまり活躍しなかったかわいそうな子。ゴースト無効なのはえらかった。
陽気AS
あんまりゲーチス感のないゲーチス枠。でもゲチダイポケモンの中で猫だましが使えるのがコイツだけであり、コレをなんとか構築の形にしてくれている大英雄。
パーティ的にゴーストへの打点が乏しく叩き落とすが欲しすぎたが、切れる技が無かった。毒格闘の範囲が優秀でとても使いやすかったポケモン。猫だましって強いんですね。
意地hAs メガ後最速ドラン抜き H16n-1 A残り
ダイゴ枠筆頭。サザン共にシングルレートを戦い抜いた自慢の意地グロス、の防御をHPに振り直した個体。強化アイテム無しの地震(シングルダメージ!)とかシャドボくらいなら耐えてしまう化け物。ポリ2とナットレイを崩せるアームハンマーがお気に入り。
シングルの経験から、メタグロスはメインウェポンの対応範囲が狭いせいでサブの数が性能に直結すると踏んでいるのだが、まもるが入ったのでどうにも強さが出せなかった。こいつトリプル向いて無くない?
常に2匹と対面し続けるトリプルでは、メタグロスの強みであるタイマン性能を活かしにくく、となりに気の利いたポケモンを置く必要がありそうだった。誰かはわからない。等倍メインで八割削るような火力があれば何も考えなくてよかったのになあ。
勇敢HA
ダイゴ枠不動の2番手。トリルエース範囲担当。
しばしば威嚇を食らって微妙な威力のいわなだれを振り回していたが、それでもそれなりに強かったのでいわなだれはすごいなあと実感した。ガルドへの打点に人生で初めて鉄球なげつけるを採用したが、意外と威力があって役立った。
思いのほか強かったので好印象だが、期待値が低かっただけで言うほど活躍はしていない可能性もある。
生意気HbD 球ガルドのシャドボ確定耐え 残りB
ダイゴ枠。鋼でも化石でもないのにダイゴ感のあるすごいヤツ。
トリル役にしてダクホ対策役。振り切っただけあってわりと頑丈でトリルが張れない展開はまず無かった仕事人。
殆ど打点の無いクチートに対して特殊地面を振れるのが偉大で扱いやすかった。が、特攻が低すぎるため4倍弱点のヒードランすら倒せない事件を起こした。トリルも神秘もしっかり機能していただけに数値の低さが惜しくてたまらないポケモン。
・総括
なんというか、全体的にトリルでまとめてしまったのでそこに絡まないサザングロスがひたすら浮いていた。サザングロスからスタートした構築でこれはあまりにもよくないと思う。トリパとしてもエースの破壊力が微妙なので攻めきれずなんとなく雪崩を降らせて何となく負ける試合の多い事多い事...
正直サザングロスもトリパもどうしていいかわからんほどにトリプル知識が薄いので、色々と使ってみようと思っています。それでは。